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30年の歴史を刻んだ「マツダ2」が8月に引退。一方、欧州では進化した2026年モデルが登場!?

30年の歴史を刻んだ「マツダ2」が8月に引退。一方、欧州では進化した2026年モデルが登場!?

マツダ2 ハイブリッド「画像:APOLLO NEWS SERVICE」

国内生産終了。「マツダ製スモール」の行方

欧州でヤリスのOEMモデルが着実な進化を遂げる一方で、日本のファンには衝撃的なニュースが飛び込んできました。マツダは2026年3月期の決算発表において、自社開発の「マツダ2(旧デミオ)」の国内生産を2026年8月をもって終了することをアナウンスしました。

1996年の初代「デミオ」誕生から30年。マツダの経営危機を救った「救世主」の血統が、ついに日本市場から姿を消すことになります。防府工場(山口県)での生産停止に伴い、在庫がなくなり次第、国内販売も終了する見通しです。

今後は、世界的に需要が高いSUVへ経営資源を集中させる方針であり、マツダが日本で展開する自社開発の小型車ラインナップは一時的に空白となります。

ただし、マツダ製スモールカーの灯が完全に消えたわけではありません。タイやメキシコでの海外生産は継続されるほか、マツダ・オーストラリアの幹部は現地メディアに対し、次世代のBセグメントモデルの開発を示唆する発言を行っています。

また、コンセプトカー「MAZDA VISION X-COMPACT(マツダ ビジョン クロスコンパクト)」で見せた流麗なデザイン要素が、将来的な小型モデルに反映される可能性も残されています。

欧州ではトヨタとの協業によるOEMモデルがブランドを支え、日本ではSUV特化への舵を切るマツダ。かつて「走りを楽しめるコンパクト」の代名詞だったモデルの引退は、電動化とSUVシフトという、現代の自動車産業が抱える大きなうねりを象徴しています。

後継モデルへのバトンタッチがいつ、どのような形で実現するのか、ブランドの真価が問われる局面を迎えています。

(終わり)

(写真:APOLLO NEWS SERVICE、マツダ)

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