新型RVRは三菱復活の鍵? 3月マーケット概況
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今回は、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)、日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した2月の販売データからマーケット概況をチェックしていこう。まず輸入車、軽自動車を含め、国内で販売された乗用車全体は39万5603台で、前年同月比121.9%と7カ月連続で前年を上回り、4カ月連続の2ケタのプラスと好調をキープ。特に3ナンバーの普通乗用車は13万1548台、前年同月比172.2%で8カ月連続、5ナンバーの小型乗用車も13万8841台、前年同月比117.8%で7カ月連続のプラスとなり、12万5214台で前年同月比3.9%減と15カ月連続で前年割れとなった軽乗用車分の落ち込みをカバーしてあまりある売れ行きとなった。ただ昨年2月は一昨年との同月比が75.6%と大きく下落した時期で、その08年2月と今年を比べると、同月比は92.2%。完全に回復基調ではあるものの、まだまだ拡大傾向には至っていない状況だ。
輸入車と軽乗用車を除く3/5ナンバーの国産乗用車は25万6894台で、前年同月比140.5%(日産デュアリス輸入分含む)と8カ月連続のプラス。メーカー合計ではスズキ、ダイハツ以外は前年を上回り、トヨタ(レクサス含む)、マツダ、三菱の前年同月比153.0%(357.3%)、150.5%、158.9%をはじめ、すべて2ケタ増となった。月間ランキングでは「トヨタ プリウス」、「ホンダ フィット」、「トヨタ ヴィッツ」のトップ3は前月から変動はなく、プリウス、フィットは9カ月連続の1、2位。4位には2月15日にモデルチェンジした「トヨタ パッソ」がワンランクアップし、「日産 ノート」が前月12位から10位にトップ10入り。トップ10はトヨタ5車、ホンダ3車、日産2車という勢力分布になっている。
軽自動車は乗用車部門は前年同月比96.1%とマイナスだが、貨物車を含めた全体では16万3341台で前年同月比100.6%となり、2カ月連続のプラス。登録車の貨物車(普通、小型の合計)も41カ月ぶりに前年を上回り、乗用車のみならず、貨物車も復調傾向になりつつある。
輸入車は乗用車全体で1万3497台、前年同月比118.6%と4カ月連続のプラス。特に海外メーカー製は1万2916台で、前年同月比20.7%増と好調を維持している。海外メーカーブランド別乗用車ランキングは、VW(フォルクスワーゲン)が3882台で2カ月連続トップ。2位は2198台のメルセデス・ベンツ、3位は1910台のBMW(ミニを除く)、4位は1147台のアウディで順位に変動なし。トップ10中、5位のミニ以外は前年を上回る売れ行きとなった。
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