アベンシスワゴン試乗 玄人好みの走り味!
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
いやもうビックリ! 目からウロコ…っていうかその後ちょいと複雑な気持ちになりましたよ。そ、09年の発売から約2年、遂に日本に導入されることになったヨーロッパ製トヨタ車=アベンシスワゴンね。それもモノグレードでお値段250万円と非常にお買い得! とにかくこれがツウ好みの実にいい走り味なのだ。それもジャーナリストが好み勝ちな本場(ヨーロッパね)のお味になっております。
パッと乗るなり、いや乗らずとも分かるのはシートのよさ。明らかにサイズがデカく、それもショルダー辺りのサイズがデカくて、なーんか、シートってか、カバー付きのハンモックみたいだなぁ…とか思ったら実際にそう。座るなり表面のタッチが柔らかく、しかも身体全体をホールドしてくれる。ある意味、フランス車のようでもあり、ぶっちゃけ、コイツだけでも買った価値アリ…と思えるほど。
そして走りよ。プラットフォームは大雑把にはプリウスやオーリスと同じFF系なんだけど、なんでこんなに違うの? って思えるほど違う。乗り心地に余計な振動がなく、路面の継ぎ目ショックは音だけが遠く響いてくる感じで、それでいてタイヤノイズは意外に大きく、ある種のダイレクト感はバッチリあるから高速でも不安は無し。
ハンドリングもそう。特別鋭いとかシャープとかいうことはない。ただし、低速から高速までまさに「切った分だけ正確」に、それも「急いで切ってもゆったり曲がる」というか、裏で巨人がコントロールしてるかのような安定感があって安心できる。
パワートレインもなんの変哲もない、といってもバルブマチック付きの2リッター直4+CVTだけど、意外に低速トルクが豊かだから、ある意味“欧州版ダウンサイジングターボ風”に走れる。普通に走ってると、1750rpmぐらいをキープし、高速燃費はメーター読みでリッター14km前後を記録するのだ。
ラゲッジ容量も明らかに600L近くあるし、リアシートも十分広い。これで250万円って価格破壊。人気のVWパサートすら少し霞んで見える? ってな感じだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ゴールデンウィークは自然に会いに行こう!家族で楽しいオススメスポット10選
イケイケのBYDの次なる一手は認定中古車市場への進出! 「BYD CERTIFIED」開始でEV購入のハードルがダダ下がり
ダイハツ&トヨタの「小さなSUV」販売再開! 約1年の沈黙から挽回なるか 「ロッキー・ライズ」どうなる?
勝田範彦とラリージャパンの舞台を巡るツアーが開催決定。三河湖SSの解説やラリー講座、夕食会など実施へ
横浜ワールドポーターズの「ライズオフィシャルストア」が4/26リニューアルオープン!
株式会社ザクティのオンボードカメラが4/29に開催される「SG第43回オールスター・オートレース」優勝戦に採用
江戸の粋にこだわった作品制作/山﨑満さんの好きな作品・代表作
『もらい事故・修復・失格』の悲哀/バトンが悩んだ視界不良/0点は1メーカーetc.【WECイモラ決勝後Topics】
マツダ新型「最大・最上級セダン」世界初公開へ!? “流麗”ボディがカッコイイ! 噂の新型「マツダ6」どんなクルマになる!? 中国で近日発表か
見かけによらず超じゃじゃ馬!! 唯一無二の3ローター搭載市販車 ユーノスコスモの衝撃が忘れられん!!
バブル期の憧れのフェラーリが1870万円! 世界のスーパースターがこぞって買った「テスタロッサ」が狙い目です
日産 ノート【1分で読める国産車解説/2024年最新版】
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった
新型GR86は1.6Lターボ? 謎多きスープラの本性は!? S耐開幕戦からGRの次世代モデルを占う
ホンダのお手頃SUV「WR-V」が絶好調。一番人気は中間グレード「Z」、色はプラチナホワイト
走り特化型の新生「カイエンGTS」発売。パワー増でついに500ps、0-100加速4.4秒へ
ノアヴォクじゃないのが欲しい? トヨタの“隠し玉”キャンプワゴン「クロスバン」の楽し過ぎる中身
【軽トラ】スズキ「キャリイ」一部改良でオシャレ度アップ! 新色「デニムブルー」設定、安全性も向上
CX-80の新着フォト集&サイズ判明! アーティザンレッドもいいが、メルティングカッパーが凄い
2.0L幌ロードスター市販化へ前進!? マツダがS耐参戦体制を発表。開発を視野に入れた取り組みも