同じ“トヨタ式ハイブリッド”でも「フォレスター」と「RAV4」は全く違うSUV。その理由と、どっちが良いかを比べてみた
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 22
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ハイブリッドシステムが搭載されても、スバルのシンメトリカルAWDらしい乗り味は変わっていません。「S:HEV」はトヨタの「シリーズパラレル式ハイブリッド」をスバルらしいかたちにアレンジして搭載しています。
さらに、新型フォレスターは新たにフルインナーフレーム構造や弾性接着剤などの採用に加え、ドアガラスの板厚アップや各所の遮音対策により、ボディ剛性や静粛性が大きく向上。
そして、新型フォレスターには世界初となるサイクリスト対応の歩行者保護エアバッグも採用されており、「EX」グレードには渋滞時ハンズオフなどの機能が備わる「アイサイトX」も搭載されます。
そのぶん新型フォレスターは価格も大きく引き上げられており、S:HEVモデルは420万2000円~459万8000円です。対するRAV4のハイブリッドモデルの価格は385万9900円~433万2900円となります(※特別仕様車を除く)。
新型車だけあってフォレスターは高額ですが、充実した装備を考慮すればRAV4現行モデルとの価格差は説明が付くはず。その真のコスパが問われるのは、2025年度内に日本でも発売されるという次期RAV4次第とも言えそうです。
ただし、人気のフォレスターは値引きが渋い傾向にあるようです。一方、モデル末期にある現行型RAV4は、さらなる値引きが期待できるかもしれません。
(終わり)
(写真:トヨタ、スバル)
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