約2億円&限定40台のランボルギーニ・チェンテナリオがアジア初公開
掲載 更新 carview! 写真:編集部
掲載 更新 carview! 写真:編集部
ランボルギーニは9月16日、明治神宮外苑で開催された創業者のフェルッチオ・ランボルギーニ生誕100周年を記念するイベント「ランボルギーニ・デイ」で、同じく100周年を記念するモデルの「ランボルギーニ・チェンテナリオ(Centenario)」のクーペモデルをアジア初公開した。チェンテナリオはクーペ20台、ロードスター20台の計40台が生産され、価格は税抜きで175万ユーロ(約2億円)、すでに全台売り切れとなっている。
イタリア本国からは今年2月にアウトモビリ・ランボルギーニの新しいCEOに就任したステファノ・ドメニカリも来日。プレスカンファレンスで登壇している。この記事ではチェンテナリオの画像や詳細情報を中心に紹介する。
チェンテナリオは「アヴェンタドール」をベースに、ランボルギーニ史上最強となる770hpを発生するV型12気筒自然吸気エンジンを搭載。モノコックに加え、全ボディパーツやトリム類にカーボンファイバーを使用して乾燥重量を1550kgに収めている(アヴェンタドールSVはエンジンフードやスポイラー以外のボディパネルはアルミや複合素材製)。その結果、パワーウェイトレシオは1.97kg/hp(2.03kg/hp)、0-100km/h加速は2.8秒(同)、0-300km/h加速は23.5秒(24.0秒)、最高速度は350km/hオーバー(同)を実現。※()内は「アヴェンタドールSV」。また、100km/hからのブレーキ停止距離は30m、300km/hからの停止距離は290mなどとなっている。
駆動方式は4WDで、低速時は逆位相、高速時は同位相に動く後輪ステアシステムの「新ランボルギーニ・リアホイール・ステアリングシステム」を搭載。後輪ステア量は「ストラーダ」「スポルト」「コルサ」の各モードで最適調整される。また、ショックアブソーバーは磁気流体ダンパーを採用し、リアウイングは電動可変タイプだ。
今回展示されたチェンテナリオは全面グロス・カーボンファイバー仕上げだが、オーナーの好みに応じて塗装やマット仕上げなどにも応じているという。センターロッキング式の20&21インチ・ホイールは鍛造アルミ製で、タイヤはピレリPZero、カーボンセラミックディスクブレーキを標準装備している。
内装では新ステッチが施されたダッシュボード、ステアリングホイール、サンバイザー、ロッカーカバーに加え、カーボンファイバーとアルカンターラを組み合わせた新意匠のインナードアパネルや、同じくカーボンファイバー製の軽量スポーツシートを装備。また、フロント・トランクにはヘルメットが2個収納できる。
ナビなどを搭載した10.1インチのタッチスクリーン式インフォテインメントシステムは走行データをモニターできるテレメトリーシステムが組み込まれるほか、Apple CarPlayにも対応する。納車は2016年秋~2017年になるという。
次のページ>>スペック
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
キモはタイヤメンテナンスにあり?! 走行距離が少ないクルマは危険だぞ……クルマの点検費用を安く抑えるコツ3選
中古車の見えない部分をピピッと診断!「グー故障診断」をまるっと解説!
ポルシェ「カレラT」に乗ってスッピン性能を楽しむ! MTで操りたいマニア殺到の「911」とは【東京~大阪試乗】
メルセデス・ベンツ「GLA180」新型パワートレイン搭載 高性能モデルも追加
日産「エルグランド」仕様変更 2つの装備加わり安全性能アップ
「印象ダウン」なATと快適性 新名称で再出発の韓国ブランド KGMトーレスへ試乗
黄金のスワンボートからスーパーカーまで!「日本ボート・オブ・ザ・イヤー2023」のバラエティに富んだ会場を紹介します【吉田由美のCCL】
ポルシェFE、ネオンサイン”煌めく”ピンク色の東京E-Prix特別カラーリング公開。ウェーレイン&ダ・コスタ「東京の街にピッタリ!」と大絶賛
常に独創的なプジョー9X8のカラーリング。『ライオンの群れ』模した最新リバリーはアパレル展開も
見れば納得! めちゃくちゃ注目される「教習車」なぜ誕生? 「学べる」ワケは?
新型Eで4WDでディーゼル希望なら一択! メルセデス・ベンツE 220 d 4マティック・オールテレイン
スズキの「4.4リッター“V6”搭載モデル」登場! 最高出力350馬力の“最強”仕様! スズキ最大エンジン搭載の「DF350AT」とは
元祖高級ミニバン日産エルグランドが一部改良! アラウンドビューモニターなど標準装備に
ついに終了が正式予告された現行「GT-R」。次期型の運命は4つのパターンが考えられる!
ソフトトップから春の“そよ風”を フィアット 500Xに150台限定車
スバル ソルテラで550km長距離ドライブ 走りや充電…使って感じたあれやこれ
新型「キックス」に続き「ジューク」の日本導入に期待! 3年以内に電動モデルとして復活も!?
「ヴェゼル」がオフ顔の新グレード追加で「クロストレック」や「WR-V」の競合車になる!
次期「ハイエース」はこれでいいじゃん! 欧州トヨタの「プロエース」シリーズが色々イケてる
超高級ミニバン「レクサス LM」に待望の6人乗り! GW明け発売で予想価格は約1400万円
「アクア」が4月にマイチェン予定! ヤリスと差別化に向け上級移行。特別仕様車ラフィネも登場