トヨタ シエンタ コスパ重視なら中間グレードのG。ライバルのフリードとどこが違う?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 96
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 96
グレード展開は、3列・6~7人乗りのシエンタと2列5人乗りのシエンタ ファンベースともに、
・ベーシックなX 185万200万円※
・中間グレードのG 209万8000円※
・最上級グレードのG クエロ 221万4000円※
※シエンタ ガソリン車 2WD
という3バリエーションが基本。そのほかに特別仕様車として2020年11月現在、アウトドア志向の「G“グランパー”」と、中間グレードであるGの先進安全装備を充実させた「G“セーフティエディション”」が販売されています。
そのようなトヨタ シエンタのなかで「どのグレードを選ぶべきか?」というのは、シート配列もパワーユニットもそれぞれ2種類あるため選択肢が多く、なかなかやっかいな問題です。
しかし基本的には下記のような考え方で臨めば、さほど混乱せずに決められるだろうとは思います。
・3列目はほとんど使わない気がするなら?→選ぶべきは5人乗りの「ファンベース」。
・たまには3列目も使いそうなら?→選ぶべきは「シエンタ」。
・コスパ重視なら?→選ぶべきはガソリンエンジン車。ハイブリッドの約36万~42万円割高な車両価格を、燃料費の安さで取り戻すのは至難の業。
・先進安全装備を重視するなら?→選ぶべきは「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]が標準装備となる最上級グレード「G クエロ」。
ただし、中間グレードであるGに上記クリアランスソナーと「パノラミックビュー対応ナビレディーパッケージ」「スーパーUVカット&シートヒーターパッケージ」を特別装備したうえで価格を抑えた特別仕様車「G“Safety Edition」は、けっこうお買い得です。この特別仕様車が売られている間は、これこそがイチ推しグレードということになるでしょう。
トヨタ シエンタのライバルとなるのは、ほぼ似たような成り立ちとなる「ホンダ フリード」です。フリードもコンパクトな3列シート車であり、3列目を必要としない人のために2列5人乗りの「フリードプラス」というモデルが用意されている点も、トヨタ シエンタおよびシエンタ ファンベースと同じです。
実力はほぼ伯仲している両者ですが、実用車であっても「運転する歓び」みたいなものを常に感じたい人には、おそらくホンダ フリードまたはフリードプラスのほうが合っているでしょう。トヨタ シエンタも特に悪くはないのですが、ステアリングフィール(ハンドルを回した際の手応えみたいなもの)はフリードのほうが上というか、確実な手応えがあります。
しかしシートアレンジの容易さと、車全体のデザインの「華やかさ」的な部分においては、トヨタ シエンタがやや勝っているように思われます。内外装ともにポップで楽しいデザインをもつ、何かと使い勝手の良い小ぶりな実用車が欲しいと考える人には、トヨタ シエンタおよびシエンタ ファンベースはかなりマッチするでしょうし、十分満足できる一台となるはずです。
※このページの写真:G クエロ(ハイブリッド車)
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