【200万円台】ノアか、セレナか、ステップワゴンか?「Mクラスミニバン」最安グレードの勝者は?
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 58
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 58
最廉価のベーシックグレードといっても、オーディオやナビ(は全車が“レス”が標準設定)、周囲を監視するカメラシステム以外は、オートエアコン+リアクーラー、UVカットガラス、衝突被害軽減ブレーキに全車速アダプティブクルーズコントロール、車線維持機能などを含む先進運転支援システム(ADAS)の基本機能は、どのクルマにも標準装備で、どれを選んでも、特別なメーカーオプションを追加せず普通に乗ることができます。
つまり価格重視のクルマ選びの場合、本体価格だけでノアXやセレナXより50万円近く高価なステップワゴン エアーは、最初に候補から落ちてしまうかもしれません。
ノアXとセレナXの装備内容を比較すると、ノアXにはない本革巻きステアリングや斜め後方を検知するブラインドスポットモニターやRCTA(後退時車両検知警報)などが、セレナでは標準装備となります。
また2ページ目でも紹介したように、セレナの2列目は中央のスマートセンターマルチシートを前方にスライドさせるだけでキャプテンシートに早変わりするのが自慢で、自転車を安定して積むのにも便利。8人乗りと自転車の積みやすさの2つのポイントを重視するなら、一気にセレナが最有力となるでしょう。
一方、ノアXには前走車や前方の信号を検知して、事前に知らせてくれたり緩やかに減速やブレーキングをしてくれるトヨタ独自の「プロアクティブドライビングアシスト」が備わります。これは一度でも効果を実感すると手放せなくなる類いの最新鋭の安全装備です。
また、パワートレインのピーク性能が3台でほぼ横並びなのは前記のとおりですが、WLTCモードのカタログ燃費では、13km/L台のセレナとステップワゴンに対して、ノアは15.1km/L(すべてFF車での数値)と明確な差をつけています。これはパワートレイン単体の効率に加えて、車両重量でもノアXがセレナXより70kg、ステップワゴン エアーより110kgも軽いことも大きいはず。
セレナとステップワゴンのプラットフォームはともに(改良を加えられながらも)4世代連続で使われていますが、ノアはトヨタ最新鋭のGA-Cプラットフォームを採用することで、大幅な軽量化を果たしているのです。
(次のページに続く)
|あわせて読みたい|
>>日産セレナの最安グレード「ガソリンのX」はアリなのか装備をチェックしてみた
>>価格差少な目で実は悩ましい! サイズ違いの“ガチ”ライバル「フリード×ステップワゴン」対決
>>「ノア」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
バスの手すり「オレンジ」は“絶対ルール”! じゃあ座席が「青い」理由は? 国が決めた意外なワケ
ホンダ『CB1000F』3Dモデルを無料配布、CLIP STUDIO ASSETSでリアルに再現
「ほぼ可能性なし」からの大逆転!D1で藤野秀之選手が1点差の劇的優勝【Key’s note】
新色追加とユーティリティ面のアップデートでより上質な1台へ! レクサスUX300hがマイナーチェンジを実施
スバル新「“4WD”スポーツハッチ」が凄い! 伝統の「金ホイール×巨大ウイング」採用! まさに「“毎日乗れる”スーパーカー」な斬新“パフォーマンスE”がこだわったデザインとは!
システム出力はまさかの711ps!? お披露目直後のポルシェ 911ターボSに試乗
7度のF1王者が3戦連続のQ1敗退。ハミルトンから「ただただ怒りが込み上げてくる」と悲痛な声
購入後「1年以内に売られる新車」トップ10! 早期売却の背景に何が起きているのか?
満ちる安心感と幸福感 ロールス・ロイス・カマルグ(2) 特定の角度が美しい長大ボディ
世界で1番高価だったクルマ ロールス・ロイス・カマルグ(1) 1台の完成に半年を要す象徴
スーパーフォーミュラ鈴鹿合同・ルーキーテストに欧州注目株のフレディ・スレイターとウーゴ・ウゴチュクウが参加へ
「これ以上引き出せるものはほとんどなかった」「ラップ自体には満足だがポールを獲れず残念」/F1第24戦予選コメント(2)
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!