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DBシリーズ史上最強、アストンマーティンDB11にサーキット試乗

自社製V12ツインターボは608ps/700Nm

見どころたっぷりのDB11だが、そのひとつはパワーユニットにある。それは新登場の5.2リッターV12ツインターボで、アストンの市販車としては初のターボ装着エンジンである。しかもこれ、以前から公表されていたAMGユニットではなく、アストンの自社開発になるエンジンなのだ。

具体的には、これまでDB9などに積まれていた自社製6リッターV12のストロークを短縮して排気量を5.2リッターに縮小、それをツインターボで過給したエンジンということになる。発生するパワーは608ps/6500rpm、トルクは700Nm/1500-5000rpmで、少量生産の限定モデルなどを別にすれば、いずれもアストンの量販モデルとしては最強の数字になる。

それと組み合わせられるトランスミッションはZF製8段ATで、これまでと同じくデフと一体化されてリアに置かれるトランスアクスル配置を採用。その結果として、DB9などと同じ、51:49という良好な前後重量配分を実現している。

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