EVフラッグシップに黄信号？ 北米でメルセデス・ベンツ「EQSシリーズ」の販売が半減。セダンに続いてSUVも路線修正へ

メルセデス・ベンツ EQS SUV 改良新型プロトタイプ「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

EQSシリーズが相次ぎ“改良モデル”でテコ入れへ

メルセデス・ベンツの電動フラッグシップクロスオーバーSUV「EQS SUV」マイナーチェンジ版のプロトタイプが、初めてカメラに捉えられました。

現行型となる初代EQS SUVは2022年に登場し、日本国内では2023年5月から販売が始まっています。

セダンの「EQS」と同様にEV専用プラットフォームを採用しており、内燃機関モデルである「GLS」に相当する電動SUVです。

昨年のEQSシリーズの販売台数は6963台と、前年比で52％の減少となりました。これは、アメリカ市場において「EQS セダン」およびEQS SUVの合計販売台数が、「Sクラス」の8809台を下回ったことを意味します。

こうした販売不振を受け、メルセデス・ベンツはラインアップのテコ入れに着手しており、2024年5月に改良を受けたEQS セダンに続いてEQS SUVにもマイナーチェンジが施される予定です。これはセダンのフェイスリフトに倣った動きと見られています。

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