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プチ炎上した日産の「#助手席孝行」キャンペーンは本当に失敗だったのだろうか?

プチ炎上してもキャンペーンをやった価値はあったと思う

そのほかにも何パターンかの批判があったが、ほとんどが「笑止」「よく読めバカ」としか言いようのないものであり、この原稿も長くなってしまったため、以降は割愛する。意味のある批判と思えたのは、以下の3種類だけだ。

1. 話はわかるが、それでも親は聞く耳を持たないだろうし、言えば不機嫌にもなるだろう。だから、このキャンペーンは無意味である。

2. 免許を返納させたとして、その後はどうすればいいのか? 自分の実家付近には公共交通機関もなく、タクシーは呼んでも来ず、歩いて行ける範囲に商店や病院は皆無。そして自分も、勤めを辞めて郷里に帰るわけにはいかない事情がある。だから、このキャンペーンは無意味である。

3. お盆休みが終わって自分が都会に帰ったら、基本的には元の木阿弥。それゆえ本当に重要なのはこんなキャンペーンではなく、自動運転技術の開発や、それに伴う法整備である。

これら意見については、筆者も「確かにごもっともですな」と思う。そして「じゃあどうすればいいのか?」という問いに対する答えは、遺憾ながら持ち合わせていない。

だがそれでも、問題の根本的な解決には程遠いのだとしても、この夏に日産自動車が展開した「#助手席孝行」という啓蒙活動には一定の価値と意味はあった。

何もしないまま、誤読したうえで冷笑しているだけの輩よりは100億倍マシなことを、日産はやったのだ。

(ジャーナリストコラム 文:伊達軍曹)
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伊達軍曹(だて ぐんそう):自動車コラムニスト
外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色コラムニストとして、大手メディア多数で活動中。

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