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プチ炎上した日産の「#助手席孝行」キャンペーンは本当に失敗だったのだろうか?

「#助手席孝行」とはどんなキャンペーンだったのか

日産が打ち出したキャンペーン「#助手席孝行」がプチ炎上している……と書いている今はお盆休み真っ只中の8月13日。お盆期間限定のキャンペーンだと思われる「#助手席孝行」の公式ページは、この原稿が公開される頃には(たぶん)役目を終えてひっそりと人目につきにくいコーナーに追いやられているはず。さらには今この瞬間に起きているプチ炎上騒ぎも、その頃までにはすっかり忘れられているだろう。

だがそれでもあえて「#助手席孝行」について少々考えてみたい。

当該のページおよび動画を見ていない人も多いと思われるゆえ、ごく簡単な復習だけは最初にしておこう。

日産が打ち出した「#助手席孝行」とは、つまりは下記のようなアクションを、都会に住まう働き盛りの息子たち・娘たちにうながす啓蒙活動であった。

1. お盆休みで実家に帰ったら、とりあえず親が運転する車の助手席に乗り、その運転っぷりをチェックしてみてほしい。

2. チェックする際のキーワードは「みぎあしは」である。

み=ミラーちゃんと見てる?
ぎ=ギアチェンジ迷ってない?
あ=アクセルとブレーキ、急じゃない?
し=車間距離、保ててる?
は=ハンドル遅れてない?

3. もしも一つでも気になるポイントがあったなら、親御さんが車を運転するということについて、家族でしっかり話し合ってほしい。

……と、ただそれだけのことだ。特に問題がある内容ではない。ついでに言えば、上記の「みぎあしは」というチェック項目はNPO法人高齢者安全運転支援研究会が作成した「運転時認知障害早期発見チェックリスト30」に基づいている。これまた「妥当」というほかないものである。

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みんなのコメント

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  • 2020/3/06 12:52

    違反報告

    久しぶりにちゃんとした記事を読んだなぁ。やったことが無意味というのは基本的にあまりないはずで、やってみて効果が無くても効果がないことは分かるので、別のアプローチを考えなければいけないこともわかるはず。都会に帰ったら結局は不便さが勝って運転を始めるということもわかるけど、逆にそういう理由で何もせずに他人を巻き込む大事故を起こしたら、無意味だと言っている人はどうするのか聞いてみたい。最近の人の意見をしっかり聞かず(理解しようとせず)に批判ばかりする風潮に嫌気がさしていたので、この記事にはとてもスッキリした(笑)
    日産にもまともな人がいるからこういうキャンペーンが出来ることが分かったし、そういう情熱を日本市場にも向けてほしいと切に願う。日産ユーザーとして最近の日産の為体にもう日産車買うの止めようかなと感じつつある。これまでの日産ユーザーをちゃんと大切にしないと国内市場の復活は絶対ないと思う。

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