【復活】ジープが新型「チェロキー」のティザーを公開。強力エンジンにBEVまで用意し、競争力のある価格に

ワゴニアS

多彩なパワートレインも特徴、26年発売

新型チェロキーはステランティスの「STLAラージアーキテクチャ」を採用するため、多様なパワートレインの選択肢が用意される可能性があります。

ジープはすでに「新しく、効率的でパワフルなハイブリッドオプション」を公表していますが、ガソリン車や電気自動車もラインアップされる可能性も高いでしょう。このプラットフォームは、近日発売予定のアルファロメオ新型「ステルヴィオ」にも採用される予定です。

ガソリンエンジンでは、同社製の3.0リットルツインターボ直列6気筒「ハリケーン」エンジンの搭載が期待されます。最高出力510PSを発揮するエンジンですが、搭載されたとしてもチェロキーではデチューンされるはずです。

電気自動車のチェロキーは、2つの電気モーターを搭載し、最高出力600PS／最大トルク837Nmを発揮するワゴニアSと同様のパフォーマンスになる可能性が高いでしょう。

ジープのCEOであるボブ・ブローダードルフ氏は「新型チェロキーは、これまで以上に多くの製品、イノベーション、選択肢、そして標準装備をお客様に提供するための当社の取り組みの頂点に立つモデルです」と語り、「チェロキーは、セグメントの中核をなす競争力のある価格設定となります。コンパスとグランドチェロキーのちょうど中間に位置し、当社の主力ラインナップにおいて確固たる地位を築きます」と締めくくっています。

新型チェロキーは、今年後半に正式にデビューし、2026年頃に発売予定です。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、ジープ）