マットホワイトで抑えたつもりのマンソリー版「Gクラス」“モロ目立ちカーボンパーツ”で結局いつも通りの濃い仕上がりに

ドイツのチューナー、マンソリーがメルセデス・ベンツ「Gクラス」をベースにした限定モデル「Grande Entrée（グランデ・アントレ）」「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

ホワイト×ブルーの内装と820hpへ向上したV8

インテリアは外装以上に主張のある仕立てで、シート、ドアパネル、ダッシュボード、ステアリングホイール、フロアマットまでホワイトレザーが広く使われています。

さらにブルーのレザーを組み合わせ、エアベントやスイッチ類もブルーで統一。ペダルやセンターコンソールにはブルーのダイヤモンドパターンが施され、ひと目で専用仕様と分かる室内空間になっています。また、スタート／ストップボタンをヘッドライナーに移設するなど、細部の配置にも独自アレンジが入っています。

パワートレーンは4.0L V8ツインターボをベースにチューニングされ、最高出力は820hp（585hp）、最大トルク1150Nm（850Nm）へと向上しています。※カッコ内はオリジナルのスペック

ベースとなるのは2025年型「G63」で、外装・内装だけではなく、エンジン面でも手が加えられています。グランデ・アントレは世界限定8台のみの販売となり、素材の使い方や内外装の仕立ての濃さは、同ブランドの方向性をよく示したモデルといえます。

（終わり）

（写真：APOLLO NEWS SERVICE、メルセデス・ベンツ）