完全ハイブリッド化に成功したイタリアの名門が好調な理由とは?ランボルギーニが史上最高の納車台数を達成
掲載 carview! 文:杉山 元洋 6
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みんなの憧れランボルギーニことアウトモビリ・ランボルギーニ。同社は2024年の1年間で1万687台の車両を納車したと発表しました。
1万台と聞いてもピンときませんが、世界にはランボルギーニのドライブフィールを楽しむことのできる幸せ者が思いのほか多くいるんだなぁという印象です。
1万687台という納車台数は同ブランドにとっても過去最高の数字ですが、前年の2023年と比べて約6%も増加しているというので2度驚かされました。
ここ数年の納車台数はこんな感じ。
・2018年:約4500台
・2019年:8205台
・2020年:7430台
・2022年:9233台
・2023年:1万112台
コロナ禍の影響による生産停止があった2020年はやや落ち込みましたが、順調に台数を伸ばし2023年は初の1万台の大台に乗せることに成功しています。
ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOはこの快挙について、「クルマ業界の大変革期にありながら、パフォーマンスだけでなくサスティナビリティの面でも期待を超えるモデルを導入。その結果、ブランドとプロダクト双方の魅力と価値をさらに高めることができたため」と分析。
マーケティング部門のトップであるフォスキーニ氏は「我々が単なるスーパースポーツカーのリーダーであるだけでなく、ラグジュアリーカーの未来を示す存在であることを証明した」と、2024年に完全ハイブリッドラインナップへの転換を果たしただけに、なかなか強気なコメントでシビれます。
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なにしろランボルギーニ1台が生み出す利益は推定1000万円超えとも言われています。1万687台だとその利益はおよそ……1068億7000万円! 強気になるのも無理はありませんね。
とはいえそこはスーパーカー、多く売ればいいというものではありません。現にライバルのフェラーリには「市場の需要より1台少なく作れ」というエンツォ・フェラーリ氏の格言が受け継がれるなど、希少性の維持もまたハイブランドに課せられたテーマでもあります。
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