【なぜ走行ノイズが激減?】車外騒音規制への対策で車内まで静かになったスズキ最新「ジムニー ノマド」の真意とは?
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 35
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 35
もちろん、変わったのは見た目だけではありません。
デュアルセンサーブレーキサポートIIの採用によって、周囲の状況を認識する能力が高められるなど、安全機能は全体的に底上げされています。
4AT車では、低速時ブレーキサポートが従来の後退時だけでなく前進時にも対応。不注意による接触を減らしてくれるのがうれしいところです。
運転支援では、4AT車のACC(アダプティブクルーズコントロール)が全車速追従機能付きとなりました。低速域でも先行車を追従するので、渋滞時の負担を減らしてくれます。
さらに、以前は速度固定式のクルーズコントロールだった5MT車にもACCを採用。4AT車のように低速域まで対応するわけではありませんが、高速道路を使う人にとっては喜ばしいトピックでしょう。ACCの操作方法も、従来型から変更されています。
メーカーオプションとして、「バックアイカメラ付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機」が用意され、通信機能に対応したのも地味にうれしいところ。
同オプションを装着してスズキコネクトに加入した4AT車であれば、暑いときや寒いときにスマートフォンからリモートエアコンを作動させ、乗車前に車内の温度を調整することもできます。
いわゆるリモートエンジンスターターのような使い方ができるというわけです。
ちょっとマニアックな話をすると、サイバーセキュリティへの対応に伴い、電子制御系にも変更が加えられています。まあ、ユーザーが普段意識することはほとんどないでしょうけどね。
というわけで、最新のノマドに試乗したら、あまりの静かさに驚いたという話でした。これって、多くのユーザーにとっては大きなメリットとなることでしょう。
それにしても、一部改良で走行音がここまで明確に静かになったと感じたのは、筆者の自動車ライター人生でも初めてのような気がします。
長く自動車ライターをやっていると、いろいろあるものだなあ。
ところで、やっぱりクルマは静かなほうがいいですよね。エンジンとの対話を楽しむスポーツカーは除くとして。
(終わり)
(写真:スズキ)
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