【S耐】いま日本で最も熱いレース!? 珠玉混合バトルにメーカーまで加わり、さらにライブ配信は無料
掲載 更新 carview! 文:山本 シンヤ/写真:スーパー耐久機構(STO) 14
掲載 更新 carview! 文:山本 シンヤ/写真:スーパー耐久機構(STO) 14
近年は日本車のスポーツモデル復権も功を奏しニューモデルよる参戦も増加中だ。さらにS耐では自動車メーカーの開発車両が参戦可能な「ST-Q」も用意される。
ST-Qは、2021年に水素エンジン搭載のトヨタ「カローラスポーツ」の参戦で話題になったカテゴリー。2022年はカローラスポーツに加え、カーボンニュートラル燃料を使うトヨタ「GR86」やスバル「BRZ」、バイオディーゼル燃料を使う「マツダ2」も参戦。自動車メーカーがカーボンニュートラル時代に向けた”走る実験室”としても活用されている。
第1戦の鈴鹿ラウンドでは、トヨタとスバルがメーカー同士のガチンコバトルを繰り広げ、今シーズン途中にはマツダも車両をチェンジして争いに加わると言われており、今後の展開にますます目が離せない。
さらに、6月4日、5日に富士スピードウェイで開催される「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」には、日産から発売前の「フェアレディZ」がST-Qクラスでデビューする。トヨタ、日産、スバル、マツダがしのぎを削り、切磋琢磨する姿にも注目だ。
ちなみにS耐の規則書を見ると、「環境に配慮しながらモータースポーツ社会の発展」、「培ってきた知識・技術を未来のモータースポーツや自動車産業に繋げる」、「モータースポーツを次の時代に繋げる」と言った「スーパー耐久の理念」が掲載されているが、まさにこの時代がやってきたと言えるだろう。
使用されるタイヤは全クラス「ハンコック」のワンメイクで、安定したパフォーマンス、安定したクオリティ、そしてロングライフなどから参戦コスト削減にも一役買っている。
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