「ヴォクシー」爆売れの裏で「ノア」苦戦? 2026年最新ミニバン勢力図と“目標台数”から見えてくる意外な評価とは?
掲載 carview! 文:伊達軍曹 56
掲載 carview! 文:伊達軍曹 56
実際は5ナンバー枠を微妙に超えるサイズだったりもするわけだが、いわゆる5ナンバー級ミニバン各車は、ごく一般的な家族生活を送っている善男善女にとって「なくてはならない存在」といえるだろう。
そして売れ筋ジャンルだけあって、各メーカーはその開発に力を入れており、現在販売されている5ナンバー級ミニバン、すなわちトヨタ「ノア/ヴォクシー」、日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」の各車は、いずれもそれなり以上に魅力的な仕上がりだ。
とはいえごく一般的な家族生活を送っている我々は、その4モデルすべてを買うことはできないため(まぁすべてを買う意味もないのだが)、どれか1つに絞って購入しなければならない。ならば今、ノア、ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンのなかでもっとも魅力的なミニバンはどれなのだろうか?
言い方を変えるのであれば、それらのなかでもっとも「強い」のはどれなのか? 以下、さまざまな状況下での「強さ」を検討してみることにしよう。
自販連が発表している「乗用車ブランド通称名別順位」によれば、2026年2月度における各車の販売台数は以下のとおりであった(※カッコ内は全体順位)。
・トヨタ ヴォクシー:8196台(6位)
・日産 セレナ:7224台(8位)
・トヨタ ノア:6889台(9位)
・ホンダ ステップワゴン:4824台(16位)
上記の数字からわかるのは「ヴォクシー、セレナ、ノアは堅調、ステップワゴンは苦戦」ということになるが、事はそう簡単ではない。量産車には「販売目標台数」というのが基本的にはあるため、例えばステップワゴンの目標月販台数が仮に4000台だったとしたら、4824台という2月の販売台数は「ぜんぜん苦戦ではなく、むしろよく売れている」という評価に変わるわけだ。
では上記の数字を今一度、「目標月販台数」を加えたうえで見てみよう。
・トヨタ ヴォクシー:8196台(目標5400台)
・日産 セレナ:7224台(目標――台)
・トヨタ ノア:6889台(目標8100台)
・ホンダ ステップワゴン:4824台(目標5000台)
現行型のセレナは目標販売台数を公表していないため今ひとつ不明だが、これを見ると、ヴォクシーは堅調というよりは「バカ売れ」という評価になり、兄弟車のノアは「ちょい苦戦」ということになるだろうか。そしてステップワゴンは、目標に若干届いてはいないが「及第点」と評価していい。
ちなみにステップワゴンは、前月(2026年1月)は5205台を売り、見事に月販目標をクリアしている。
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