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日本の自動車産業は世界に遅れをとってはいない、その強力な実例とは?

自動車が変わる今、日本企業の可能性はますます広がっている

基幹事業である排ガス計測システムにしても、今後はニーズが更に高まってくるはずだ。まず要因として大きいのはRDE(リアル・ドライビング・エミッション)試験の導入。自動車メーカーからしてみれば、これまでの台上試験と較べて対応が格段に難しくなるのは間違いなく、それだけにHORIBAの活躍する場面は増えてくるだろう。また、プラグインハイブリッド車など電動化パワートレインを搭載する車両の普及も後押しになるはずだ。内燃エンジンに電気モーターを組み合わせたPHVの場合、あらゆる走行モードで最適な燃費、そしてエミッションを達成させるのは、エンジン単体で行なうよりもパラメーターが格段に増え、複雑になってくるからである。

またの機会には、ここで実際に行われている事、あるいはMIRAの取材などもできればと目論んでいるのだが、最初に書いた通り、一般ユーザーにとって決して身近な存在というわけではないだけに、今回は紹介に行数を割いてしまった。それによって何を言いたかったのかと言えば、日本の自動車産業には、こういう重要なプレイヤーも居るのだということを、お伝えしたかったということに尽きる。

数多くの自動車メーカーがあり、また世界に名だたるサプライヤーも多く抱える日本だが、実はまだまだ裾野は広い。自動車産業に於いて日本の企業が、人材が、世界で活躍できる可能性はますます広がっている。特に昨今のEVを巡る議論の中で「日本は世界に遅れをとった」的な論調が少なくない。しかしEVに関しても、こうして自動車に関連する他の分野にしても、決してそんなことは無いのだという話こそ、2018年最初のコラムに是非記したかったのだ。

今年もおつきあい、何とぞよろしくお願いします。

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