次期トゥアレグのプロトタイプを走らせた。日本では発売されない可能性も
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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その風変わりな試乗会はスペイン、サラゴサからおよそ50km離れた人気の無い荒涼とした高原で行われた。
テスト車は前後にカモフラージュが施されたフォルクスワーゲンの次期「トゥアレグ」である。このフルサイズSUVは2002年におよそ4万ユーロ(約520万円)とフォルクスワーゲンとしては破格のプレミアム値段で登場。にも関わらず折からのSUVブームにのって2010年に登場した2世代目を合わせて実に100万台に及ぶ販売台数を記録したのである。
この成功を受けた第3世代は、3月23日に北京で世界初公開が予定されているが、秋の発売までは世界各国で最終確認開発テストが行われている。
我々数名のジャーナリストは冒頭に述べたようにスペインでの最終確認テストに特別参加を許された。寒風の吹き荒れる中に現れた3世代目のトゥアレグ・プロトだが配布された資料によれば全長4878×全幅1984×全高1702mmと77mm長く、44mmワイドで7mm低い。
※このページの画像は予想イラスト
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