市場回復まであと一歩 6月のマーケット概況
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
昨年は年間販売台数が3万920台、前年比107.6%と2年ぶりに前年を上回ったメルセデス・ベンツだったが、東日本大震災により、茨城県日立市の陸揚げ港と新車整備センターが被災。最量販期でもある3月単月で3731台、前年同月比79.7%と大きく落ち込み、今年の累計でも前年同期比89.9%とマイナスになってしまった。しかし陸揚げ港の変更など物流面の復旧に努め、4月1755台/前年同月比106.1%、5月2096台/同101.7%、6月3798台/同110.9%と順調に回復。1~6月累計では1万5202台、前年同期比97.8%とほぼ昨年レベルとなっている。
世界市場では好調な売れ行きを続けていて、今年上半期の世界販売台数は61万5331台で、前年同期比は109.7%と、上半期では過去最高となった。なかでも日本では先日導入された新型Cクラスが好調で、地域別では中国52.3%増、インド40.3%増、ロシア70.6%増、ブラジル34.7%増と新興国が軒並み販売台数を大きく伸ばす結果となっている。
日本市場では1~6月の上半期累計で、「Cクラス」が5529台/前年同期比123.0%と売れているものの、「Eクラス」4179台/同74.5%、「Bクラス」1609台/同93.4%と苦戦しているモデルもある。ただ今後、新しい「SLK」や「CLS」の納車が本格化することもあり、回復傾向が続くことは間違いない。さらに4月の上海モーターショーで公開された、コンセプトAクラスが来年には新型Aクラスとして投入されるはずで、SUVバージョンも用意されるという次期Bクラスとあわせて、メルセデス・ベンツの動向から目が離せそうにない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化