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市場回復まであと一歩 6月のマーケット概況

ココも気になる!その1

震災からのいち早い回復で、国内No.2奪取を目指す日産

 東日本大震災で栃木工場、いわき工場が被災した日産だが、4月中旬には生産を再開するなど素早い対応を見せた。5月末には「ジューク」や「キューブ」の特別仕様車を投入、6月15日にはマツダからのOEM(相手先ブランド供給)車、「ラフェスタハイウェイスター」を発売するなど販売面でのテコ入れ策もスピーディなものだった。その甲斐あって、6月は3ナンバー普通乗用車、5ナンバー小型乗用車計で4万9台、前年同月比105.5%と前年を上回る回復ぶりとなった。

 なかでも好調なのが「セレナ」で、6月は8224台、前年同月比100.9%で、軽乗用車を除く月間ランキングで2カ月連続の4位を獲得。今年の上半期累計では3万9157台で、昨年「ホンダ ステップワゴン」に奪われたミニバンNo.1の座の奪還に成功した。震災による生産面の影響が少なかったタイ製「マーチ」も好調で、6月は6493台、前年同月比206.4%。1~6月累計では2万7172台で、前年同期比132.1%とモデルチェンジ1年目としても快調な売れ行きとなっている。このほか、昨年8月にモデルチェンジした「エルグランド」が月間販売目標の1900台には届かなかったが、6月は1556台、前年同月比737.4%、ラフェスタハイウェイスターは月間販売目標1200台に対し、6月は2350台(ラフェスタ合計では2672台)と好スタートを切った。

 そして日産は、11~16年度の中期経営計画、日産パワー88(エイティエイト)を発表。16年末までに世界シェア8%、売上高営業利益率8%達成を柱とする計画で、今後世界市場に51の新型車を投入するという。昨年は世界市場で408万台を売り上げ、前年比21.5%増と大きく勢力を拡大。国内でも今年の上半期累計でホンダを抜いて2位となっているだけに、今後も日産の勢いに注目だ。

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