新型CLAシューティングブレーク、「180」と「AMG」に試乗
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:篠原 晃一
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戦略モデルに新たに加わった「CLAシューティングブレーク」の試乗会が7月頭、湘南T-SITEをベースに開かれたが、そこで生憎の雨のなかで乗ったのは以下の2車種。ひとつがベーシックな「CLA180シューティングブレーク」にスポーティな装備を施した「Sports」で、車両本体価格は428万円。もうひとつが「メルセデス-AMG CLA45 4MATIC シューティングブレーク Orange Art Edition」というトップモデルで、ベーシックなCLA180シューティングブレーク=360万円の2.4倍もする、862万円のプライスタグが付けられたクルマだ。
まずは前者、CLA180シューティングブレークSportsについて書くと、運転席に収まってルームミラーに目をやったときの印象は、天井がかなり後ろまで続き、その後端に通常のワゴンよりも小さめのリアウィンドウがある、という感じ。セダンでもクーペでもワゴンでもない、独特の室内空間なのだ。ちなみに前席はヘッドレスト一体型のスポーティな形状で、Sportsの場合、表皮はブラックにレッドステッチのレザーDINAMICA仕様になる。
リアシートはバックレストがやや起き気味なのが少し気になったものの、ヘッドルーム、レッグルームともに、身長170cmの当方にも不足はなかったから、スタイリッシュ系ながらファミリーカーとしても使えるだろうと思う。ラゲッジスペースは5人乗り状態でVDA方式495リッター、後席バックレストを倒せば1354リッターの容量を持つという。
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