ブリヂストンのブリザックVRX2に試乗。旧型からの進化ポイントを確認
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:ブリヂストン
掲載 更新 carview! 文:竹町 昭男/写真:ブリヂストン
新型をパッと見ると剛性がアップしたようには見えない。溝が増えブロックが小型化しているからだ。しかし、サイプで分断されたブロック片は前後方向に拡大。剛性が高まり倒れにくいため摩耗しにくくなる。消しゴムに例えると、角は減りやすいが垂直に立てるとすり減りにくい。これと同じだ。
この手法は一般的なコンパウンドでは氷表面の水膜が行き場を失い氷上グリップがダウンしてしまう。しかしブリザックの発泡ゴムは、多数の気泡や水路が水膜の行き場をしっかり確保。吸水してゴムが氷に密着できる。接地面積が増えた分、氷上グリップも同時に高められる仕組みだ。
試乗すると剛性アップの効果が本当に良くわかる。最も効果を感じるのが一般道だ。凍結や積雪、アスファルトの轍などが入り交ざった一般的な道路では、タイヤは様々な方向から力を受けながら走る。旧型の「ブリザック VRX」は、このような場面でタイヤの変形による揺れを感じることがあった。新型のVRX2は剛性が適度にアップして挙動が安定。乗り心地が硬くなるまではいかず、しっかり適切に吸収しながら揺れもなくスムーズに走行できる。
静粛性の向上も新型の大きな特徴で、ブロックが接地する瞬間を微妙にずらしてパターンノイズを低減。スタッドレスの中でブリザックは以前から静粛性には定評があったが、さらに静かで質感の高い走りが可能になった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
イモトアヤコ、600万円超の「“オシャ”ハイエース 」購入! 「車中泊楽しそう」「テンション上がる」反響多数のゴードンミラー「GMLVAN V-01」とは
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!