【怒涛の新型ラッシュ】Tクロス、ゴルフ、ティグアン、パサート…発売情報やスペックなど今わかっている情報まとめ
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン 27
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン 27
日本ではゴルフの影に隠れがちながら、実はゴルフ登場の1年前の1973年に登場している兄貴分の「パサート」もフルモデルチェンジを果たした。
これまでVW「ビートル」をも超える3800万台以上を販売し、現在でも同社の販売台数(世界)でトップ3に入る人気車であり、VWジャパンのブランドディレクターを務めるアンドレア・カルカーニ氏も“大切なアイコン”と評する。
9代目となる新型はステーションワゴンのみの展開となるが、新型ティグアン同様「MQB evo」プラットフォームを採用しボディサイズを拡大。2バルブ独立制御式の電子制御サスペンションをボリュームセグメントとして世界初採用するなど、ダイナミックな走りと快適性を両立するとVWは胸を張る。
内外装も最新のVWテイストへとアップデートされたほか、インテリアでは15インチタッチスクリーンを採用するなど全方位的にモダナイズされている。ホイールベースは50mm延長され、後席足元空間を拡大することで居住性を高めたほか、最大1920Lとなるクラストップレベルの荷室容量も誇る。
パワートレインは、48Vのマイルドハイブリッドを組み合わせた1.5L eTSIのほか、ステーションワゴンでは貴重な、2.0L TDIディーゼルエンジン×4WD(4MOTION)の組み合わせ、さらに1.5L eTSIをベースに、19.7kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載したPHEVモデルもラインアップする。
PHEVモデルの出力は150kW/350Nm(欧州公表値)を発揮し、EV走行レンジは120km超(欧州計測値)。こちらも9月より予約を開始し、納車は11月以降を予定。VWによると、法人需要なども取り込みたいそうだ。
さらに今後VWジャパンでは、電気自動車「ID.Buzz」を25年末に投入し、26年以降には「ポロ」サイズのコンパクトハッチ電気自動車「ID.2」を投入する予定。社名が表す“大衆のための車”として、日本市場でも多彩なラインアップを用意する計画だ。
(終わり)
※タイトルに間違いがあったため修正しました。
>>怒涛の新車ラッシュ! VW発表の4台を写真でチェックする
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