【デビューから28年】販売現場が語る、エコカーの代名詞「プリウス」がいまなお高い人気を維持する理由

G（ハイブリッド車）

次世代のハイブリッドカーとして幅広い層からの支持を獲得

あるトヨタの販売店担当者は、次のように話します。

「プリウスは、トヨタの代表的なクルマのひとつとして、人気の高いモデルです。

全高が低めに設定されているため、運転感覚はクーペに近く、走りも安定感があります。実際にお客様からも『高速道路を走っていても車体のブレが少ない』といった声をいただくことが多いです。

また、プリウスは当初『燃費性能に優れたエコカー』という印象が強くありましたが、現行モデルは最新ハイブリッドシステムによる出力向上やスポーティな足回りの採用で、走りの質が大きく進化しています。

さらに、プリクラッシュセーフティやパノラミックビューモニターなどの先進安全装備も充実し、これまでの『燃費重視のクルマ』というイメージから、『走りと燃費性能を両立した次世代ハイブリッドカー』へと印象を大きく変えていると感じます。

最近では、『ライズ』や『ヤリスクロス』といったコンパクトSUVの人気が若い世代のお客様の間では高いため、プリウスは30～40代以上の購入者が多い印象です。しかし当店では、若い女性のお客様からの支持も目立ちます。

幅広い層に選ばれているのは、こうしたモデルの進化が背景にあるのかもしれません」