中古車の年式は古い方がお得?年式と値段の関係や走行距離の注意点【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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「車の年式」と聞いて、その意味をきちんと答えられる方は少ないでしょう。年式は中古車の売買で価格を決める目安となります。また、年式は中古車に乗るにあたって必要な売買取引や納税、保険契約などと密接に関係しているため、購入前に確実に確認することが大切です。
そこでこの記事では、車の年式についての考え方や調べ方、中古車をお得に購入するための情報をご紹介します。
車の年式は製造日と登録日の2つの捉え方がありますが、「車を最初に登録した日」を年式と捉えるのが一般的で、両者にはズレが生じる点に注意が必要です。
ここでは車の製造日と登録日、そして初度登録年の考え方について解説します。
製造日は、車が完成した日のことを指します。国産車の多くは、製造年が初度登録年とほぼ一致しますが、12月に製造されると翌年が初度登録年になる場合があります。
一方で、輸入車のように製造元が海外であれば、製造日と登録日が開きやすいのが特徴です。理由として、アメリカにおける車の製造年度は「モデルイヤー」と呼ばれることが挙げられます。輸入車は毎年、細かい部分がマイナーチェンジされることが特徴です。この細かいマイナーチェンジを区別するためにモデルに合わせたモデルイヤーという表記が一般化されています。
一部の例外を除き、国産車は「製造年」「初度登録年」「年式」の3つが一致します。初度登録年は、製造された車が運輸支局で初めて新車登録された年のことで、軽自動車検査協会で検査されれば「初度検査年=初度登録年」として扱われます。
新車を購入すれば年式と購入年は同じですが、中古車購入時の年式は購入年より古くなるので、車の新しさを判断する指標として活用できるのが特徴です。
中古車購入で参考にする年式は製造日ではなく、新車登録日です。そのため、初度登録年に注目するのがおすすめです。
新車は、初度登録年と購入する年は同じケースが多いのですが、中古車を購入した場合は、最初の持ち主が初度登録した年が年式となる点には注意が必要です。
また、中古車販売店は、新車登録日を基準に年式を計算してくれます。買取では査定額に、購入では値引き額にそれぞれ反映してくれるので意識しておくと良いでしょう。
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