ユーザーに合わせてクルマが進化。GRヤリスから始まるトヨタの壮大なDX版”もっといいクルマづくり”
掲載 carview! 文:編集部/写真:市 健治 44
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イベント当日は、運転に適した服装で会場に行くだけだ。ヘルメットもグローブも必要ない。サービスの企画にあたっては参加の気軽さも意識したという。
誓約書を記入し、エンジニアの簡単な質問に答えていく。スタッフは実際のレース現場で活躍する現役エンジニアで、筆者の担当はトヨタ社員でありがなら自身も草レースに参加する強者。クルマ談義で盛り上がるなど終始和やかな雰囲気で行われた。
サービス担当者によると、ユーザーがなりたい姿に近づいてほしいから現状は対面で丁寧なコミュニケーションを心がけているとのことだ。レーサーとエンジニアのコミュニケーションはレースの中での大事な作業でもあるから、レースの疑似体験という意味でも理にかなっている。効率を重視する自動車メーカー主催のイベントが非効率で泥臭いというギャップに驚かされた。
いよいよデータ計測に移る。ROOKIE Racingに所属し、豊田社長とともにスーパー耐久などに参戦する佐々木雅弘選手が監修した3種類のコースを走る。
1.オフセットブレーキ:ABSの限界性能をどれだけ使っているかを確認
2.パイロンスラローム:ハンドルの使われ方やアクセルのスロットルバランスを確認
3.定常円:旋回中のタイヤのスリップを確認し4WD駆動配分の適正を分析
パーソナライズでは、自身とインストラクターのデータの違いも比較できるようになっている。ドライバーの不安を取り除くためか、インストラクターはわざと”パイロンにぶつける手本”まで見せてくれた。
なお、イベントではタイム計測を一切行わないのも特徴だ。あくまでクルマを自分の好みに合わせることが目的で、タイムアップのためのイベントではないのがその理由だという。普段の運転で体験できない激しい操作をするので、クルマの限界領域を把握でき、これだけでも参加する価値は十分あると感じた。
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