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ボルボS60海外試乗、姿も走りも大胆チェンジ

イメージ一新

ボルボについて、たとえば「私立幼稚園に子供を送るステキなお母さんが乗るクルマ」というイメージを持つ人が少なくなかったのではないだろうか。安全性や信頼性、あるいは実用性の高さでは揺るぎない評価を得ているという事実が、イメージの背景にあったと思う。家族のことを最優先したクルマを選ぶとすれば、第一候補としてボルボの名があがってくるわけだ。でも、こうした価値だけではこれまで以上には市場の拡大が望めない。それこそ「世界一のファミリーカー」みたいなイメージが定着したら、パーソナルカーとしてクルマを選びたい人の候補にあがってこない可能性さえあった。

その一方で、ボルボはモータースポーツ活動やRモデルの投入などにより走りの性能の高さもアピールしてきた。さらに、近年ではスカンジナビアン・デザインの導入によりスウェーデンのクルマらしい洗練度の高さも具現化してきた。そして、機が熟すことを待っていたかのようにそうした取り組みの集大成とも呼べるモデルが誕生。それが、2010年2月のジュネーブショーで初公開された新型S60だ。

従来型のS60もクーペのようなフォルムを描くが、新型はその特徴を強調しながらリアのオーバーハングを大胆に切り詰めダイナミックな走りを想像させることに成功。前後フェンダーのラインを際立たせるようなダブルウェーブがフロントからリアにかけて続き、パワフルさを表現している。そこには、かつてのボルボのように機能がそのままフォルムになったボクシーな印象はどこにもない。

そんな、ダイナミックなデザイン表現は、インテリアでもけっこう目立つ。ポルトガルのリスボン近郊で実施された国際試乗会のプレゼンテーションでは、デザイナー自身が「レーストラックからインスピレーションを得た連続感のあるラインをダッシュボードの上部やドアの内張りに用いています。その他のラインも含め動きを表現しているので、これまでのボルボ以上にスポーティに見えるはずです」と語っていた。しかも、スカンジナビアン・デザインを象徴するセンター・スタックをドライバー側に傾け、コクピット感覚を取り入れるという念の入れようだ。

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