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「女性らしいデザイン」のクルマはインスタ世代の若者に響かない

「女性らしいデザイン」のクルマはインスタ世代の若者に響かない

写真:unomat

男女間のデザインの境界線は昔よりもはるかに薄い

「女性らしいデザイン」という言葉は、もう死語ではないだろうか。

編集部から「女性をターゲットにしたクルマ」についてどう思うかを聞かれたとき、まずそう思った。国内の自動車メーカーでは女性をターゲットにしたクルマを作っているところもあるが、正直それを謳っているもので欲しいと思えるクルマは少ない。

以前、30代の独身女性がターゲットだというモデルがあり、そのターゲットにドンピシャな友人たちに見せたところ(私含む)、残念ながら「ない」の一言で片付けられた。「デザインは個人的な嗜好によるものだろう」と言われればそうかもしれないが、世の中のデザインに大きな潮流は存在すると思う。

たとえば、私が小学生だった頃は、女の子が赤、男の子が黒のランドセルが当たり前だった。しかし、今では多種多様なカラーリングから選ぶことができるし、女の子が黒や茶色や青のランドセルを選んでも、誰も指をさしたりはしない。男女間のデザインの境界線は、昔よりもはるかに薄くなってきている。たしかに小さい頃は「プリキュア」や「戦隊モノ」などで、女の子と男の子の好みは二分されるかもしれないが、大人になってもこの嗜好が続いている人は稀だろう。

キャラクター商品も同じで、かくいう私も子どもの頃には可愛らしいサンリオキャラクターに囲まれていたが、さすがにいまは手元にない。それにキャラクターグッズも最近では大人向けの商品が生まれていて、キャラクターを大きく打ち出すのではなく、キャラクターをデザインの一部にしたりして上手く使い、あくまでシンプルでシックな商品として販売している。この発想の転換が、大人を再度キャラクター商品へ取り込む重要な要素となっているようだ。

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