“できる”ではなく“実際にやる”中国の凄さ。EV、自動運転、開発&製造はもう中国車に抜かれていた日本…気がつけば「ウサギとカメ」
掲載 更新 carview! 文:工藤 貴宏 446
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まずはEV。
中国でEVが増え始め、また海外でEVシフトが始まったころ、日本ではこんなことが言われていました。「日本の自動車メーカーは、ハイブリッド技術があるからやろうと思えばいつでもBEV(バッテリー式電気自動車)が作れる」と。
ところが、そうじゃなかった。早くに市販車を発売して知見があった日産はともかく、他のメーカーは実際にBEVを発売しても、先行しているメーカーに人気でも商品力でも勝てない状況が続いているのです。
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何が違うかといえば、性能、コストダウンのノウハウ、細かい使い勝手、そしてユーザーニーズの理解度など。ひとことでいえば“トータルでの商品力”ですね。
結果、日本のいくつかの自動車メーカーは試行錯誤した後にひとまず中国や欧州で売るBEVは、提携している中国メーカーの技術で作って凌ぐことに。現時点でいえるのは「BEVに関しては、日本の自動車メーカーは中国メーカーに先行を許してしまった」ということです。これから巻き返しなるか?(日本人としては期待してます!)
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