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グランドチェロキー タフ&エレガントのさじ加減

どんな状況でも感じられる安心感

新型グランドチェロキーのパワートレーンは3タイプある。まずは2011年の登場以来、十分なパワーと扱いやすさで評価の高い3.6L ペンスターV型6気筒エンジンで、286ps/347Nm。そして、5.7L V型8気筒エンジンは352ps/520Nm。もうひとつ、トップグレードのSRT8に搭載されるのが、伝説のエンジンの異名をとる6.4L HEMI V型8気筒エンジンで、468ps/624Nmとたいそうなパフォーマンスを持つ。

今回のトピックは、このすべてに組み合わされるのが、ZF製の8速ATとなることだ。先代の5速ATから大きく進化し、エコモードも新採用されている。

この日は先行試乗ということで、3.6Lしか試すことができなかったが、それでもまずは発進のなめらかさに感心し、穏やかな加速から強く獰猛な加速まで、自由自在に引き出せるのが楽しかった。乗り心地も適度にソフトで、コーナリングでガチッと踏ん張るというよりは、少し沈み込みながら優しく抜けていくような印象。ステアリングの剛性感はちょうどよく、どの場面でも安心感が高かった。

さらに、特別にセットされたオフロードコースで、進化した4×4システムをアトラクション的に試すこともできた。自動で最適な制御をしてくれるトラクションコントロール、「セレクテレイン」も改良され、サンド、マッド、スノーなど走行条件によってボタン選択で最高の状態にしてくれる。岩場を模したコースで、3輪が空転していても残りの1輪が最大限の仕事をして、前へ進んでいくグランドチェロキー。外で撮影しているカメラマンが不安そうな顔をするくらい、ありえない角度にまでボディが傾いていても、ハンドルを握る私にはまったく恐怖感がないのも面白い。

キャンプ場には川の中州におりていける道があり、この4×4性能を発揮できそうな本物の岩場があるなぁと、無意識のうちに物色している自分に気づく。グランドチェロキーは、こうしてたまに日常とは別世界に身を置いて、凝り固まった頭のロックを外してくれる。そんなクルマなのだと思った。

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