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【2.2トンに163psは非力すぎる?】「ランドクルーザー250」ガソリン車がSNSで物議。それでも古い2.7Lを積む理由

2004年登場の「2TR-FE」。トヨタが採用し続ける理由

なぜトヨタは、最新のハイブリッドやダウンサイジングターボ全盛の現代において、2004年の登場から20年以上も基本構造を変えていない自然吸気エンジン2TR-FE型を採用し続けるのでしょうか。

そこには、トヨタの徹底した「耐久性と信頼性の追求」があります。

2TR-FE型エンジンは、シリンダーブロックに一般的なアルミではなく、耐久性に優れる「鋳鉄(キャストアイアン)」を採用しています。構造がシンプルでトラブルのリスクを抑えやすく、世界中の過酷な環境で使われる商用トラック「ダイナ」(現行モデルは2.0Lの『1TR-FE型』)や「ハイエース」、さらには1秒を争う救急車「ハイメディック」にまで長年採用されてきた実績を持ちます。

ランクルの根本的な開発思想は「どこへでも行き、生きて帰ってこられるクルマ」です。

人里離れた僻地やオフロードにおいて、エンジンの故障は、移動手段を失う大きなリスクにつながります。どれだけ最新でパワフルなエンジンであっても、故障のリスクがわずかでも高まるのであれば、ランクルに求められる信頼性とは相いれないといえます。

「多少パワーは物足りなくても、燃料品質が安定しない地域でも扱いやすく、壊れにくいこと」。これこそが2TR-FE型エンジンが選ばれ続ける最大の理由です。

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(次のページに続く)

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