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テスラを標的に据えたトヨタの野心作「bZ7」。そのスペック以上に驚かされる、徹底した現地最適化

ファーウェイ技術と豪華装備が織りなす贅

パワートレインは、最高出力207kW(282ps)/最大トルク320Nmを発揮するモーターを搭載します。特筆すべきは、ファーウェイが開発した電動駆動システム「華為智擎(ジーチン)」やスマートコックピットを採用している点です。

バッテリーは71.35kWhと88.13kWhのLFP(リン酸鉄リチウム)が用意され、CLTCモード(中国の燃費モード)で最大710kmという航続距離を実現しました。

急速充電性能も高く、30%から80%までの充電を24分以下(公表値)で完了させる能力を有しています。

キャビンは、15.6インチの大型フローティングディスプレイを中心とした先進的なスマートコックピットに仕立てられました。ファーウェイが手掛けるハーモニーOSベースの車載システムを搭載し、シームレスなスマートフォン連携がうたわれています。

装備面も妥協がなく、ヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能を備えた「ゼログラビティシート」など、フラッグシップに相応しい快適性を追求しています。安全面ではLiDAR(ライダー)搭載仕様も設定されるなど、最新の運転支援パッケージが用意されました。

これほどのスペックを誇りながら、中国でのメーカー希望小売価格は16.98万元(約394万円)〜22.98万元(約533万円※いずれも期間限定の購入支援価格を含む)と、極めて戦略的な設定とされています。一部では「短時間で多数の注文が入った」とも報じられており、現地での反響も大きいようです。

現時点で日本市場への導入はアナウンスされていません。ファーウェイ製OSなどを全面採用したままの形で上陸する可能性は、セキュリティ面からも難しそうですが、中国モデルの装備内容やスペックの価格破壊ぶりは、国内のセダンBEV市場にも脅威として映ることは間違いなさそうです。

(終わり)

(写真:APOLLO NEWS SERVICE、トヨタ、テスラ)

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