【どうしてこうなった】現地取材で見た…ハノイ「ベトナムオートエキスポ2025」は想定外の“寂しさ”だった
掲載 carview! 文:大音 安弘 11
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モータリゼーションの波が押し寄せるアジア諸国。その中で、中国やタイといった主要な自動車生産地は報道でも頻繁に取り上げられるが、ベトナムのクルマ事情となるとあまり知られていない。
そんな中、首都ハノイでモーターショー「ベトナムオートエキスポ」が2025年6月に開催されると知り、現地のクルマ事情を探るべく、取材を敢行することに。そこで筆者を待っていたのは、予想を裏切る光景だった。
ベトナムの首都ハノイまでは、東京から飛行機で約6時間。ホーチミンに次ぐ第2の都市で、政治と文化の中心地としても知られており、観光地としても人気を集めている。
歴史を感じさせる建物が密集する旧市街には狭い道路が縦横無尽に走り、その限られた道路空間をクルマとバイクが独特のリズムで共存する様は、一見の価値がある。ただし、歩行者の立場になると道路を渡る際には少々のスリルが付きものだが……。
ベトナムの乗用車市場は、海外メーカーが中心。日本の自動車メーカーもトヨタ(レクサスを含む)、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スズキ、スバルが参入しており、トヨタ、ホンダ、三菱、マツダは現地生産も行っている。
しかし、日本車が独占しているわけではない。米国のフォードや韓国のヒョンデも確かな存在感を放ち、加えてベトナム最大の財閥である「ビングループ」が2017年に設立した自動車メーカー「ビンファスト」の影響力も大きい。
同社はエンジン車からスタートしつつもEVシフトを宣言し、2021年12月から国内でのEV販売を開始。現在では、販売の中心はすでにEVだ。ハノイの街中でも、タクシーやライドシェア車両としてビンファストのEVタクシーを数多く見かけた。
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