レクサス「IS」が生産終了に。世界のライバル相手に「先進技術」で戦ったコンパクトFRスポーツセダンの“波瀾万丈な歴史”
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 83
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現行のISモデルが登場したのは2013年のことでした。FR駆動を基本とするスポーツセダンという路線は堅持しつつ、現行型ではハイブリッド版も用意されていました。また、スピンドルグリルの採用も現行モデルの特徴のひとつです。
採用されたハイブリッド版は、2.5L直列4気筒エンジンを使っていましたが、それでもシステム最高出力は162kW(220馬力)を達成しており、2.5L V6の152kW(204馬力)よりもパワフルだったのです。ただし、トップグレードとなる3.5LのV6エンジンの出力は228kW(306馬力)だったので、そこには届いていません。
つまり、レクサスの一員であり、パワフルなスポーツセダンという従来のキャラクターの上に、“ハイブリッドでもスポーティ”という新たな価値をプラスしたことが現行ISの特徴と言えるでしょう。
「IS」のルーツとなるアルテッツァから先代、そして現行モデルまで、脈々と続いているISらしさは何か? といえば、FRベースのスポーツセダンという部分でしょう。
FRのスポーツセダンとは、BMWの「3シリーズ」や、メルセデスベンツの「Cクラス」に通じる、伝統的な存在です。
日本市場において、スポーツセダンは、今やあまり人気の高いジャンルではなくなってしまいましたが、プレミアムブランドであるレクサスとしてスポーツセダンは決して手放すことのできないモデルとなります。
そんな重要なポジショニングの中で、ISはハイブリッドに代表される先進技術で個性を生み出してきました。
次世代モデルの内容は、まだ明らかにされてはいませんが、スポーティかつ先進的な内容で登場することは間違いありません。どんなモデルになるのか期待しましょう。
(終わり)
(写真:レクサス)
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