レクサス「IS」が生産終了に。世界のライバル相手に「先進技術」で戦ったコンパクトFRスポーツセダンの“波瀾万丈な歴史”
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 83
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ラインナップが充実したこともあり、ISは、レクサスのセダンラインナップのボトムを支えるスポーツセダンとして認知され、その地位を固めていきます。
そして2013年にフルモデルチェンジを実施し、ISは現行モデルに世代交代。2016年、2020年と数回のマイナーチェンジを行いつつ、現在まで生産が続いています。2013年の登場から数えると、2代目ISは12年ものロングライフモデルとなりました。
2005年のレクサス日本導入と同時に生まれたのが先代ISですが、レクサスらしく、クリーンで塊感の強いルックスを採用。3.5Lと2.5LのV6エンジンが搭載されています。
3.5LのV6は318馬力、2.5LのV6は215馬力という、スポーツセダンに相応しいパワフルさを持っていました。また、アルテッツァよりもサイズが一回り大きくなっているのも特徴です。海外向けには2.2Lのディーゼルエンジンも用意されていました。
トヨタのスポーツセダンではなく、ひとつ上のブランドに相応しい、ルックスとパワーを実現したのが先代のISと言えます。
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