レクサス「IS」が生産終了に。世界のライバル相手に「先進技術」で戦ったコンパクトFRスポーツセダンの“波瀾万丈な歴史”
掲載 carview! 文:鈴木ケンイチ 83
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レクサスのスポーツセダンである「IS」の多くのグレード(※IS300hのFRモデルは存続)が2025年11月をもって生産終了になります。注文が11月までの生産予定台数に達した時点で販売終了となるというので、欲しい人は、急いでディーラーに向かいましょう。
そこで今回は、ISがどのようなクルマであったのか、これまでの歴史を振り返ってみます。
レクサスのスポーツセダンであるISは、2005年のレクサスブランドの日本導入のタイミングで日本で発売となりました。具体的には、8月にアッパーミドルセダンの「GS」とオープン2シーターの「SC」が発売され、翌9月にISが導入されています。
ちなみに、海外市場においてレクサスは既に展開しており、その海外市場では、日本名「アルテッツァ」が初代のISとして発売されていました。しかし、2005年のレクサスの日本導入にあわせて、ISは新型モデルになりました。
その同じタイミングで、日本のアルテッツァも終了に。アルテッツァは1998年から2005年までの1代限りのモデルとなりました。
その後ISは、2007年に423馬力の5.0L V8エンジンを搭載する高性能版の「IS F」をシリーズに追加。2009年にはオープン仕様となる「IS250C」も追加しています。
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