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ポルシェ新時代のライトサイジングターボに6台連続試乗【後編】

充分に速い911カレラにはマイルド感も

ターボSから乗り換えたのは最もベーシックな911である、カレラの7段MTバージョンだった。いうまでもなくボディとシャシーの基本はターボSと同じだが、エンジンは3リッター水平対向6気筒ツインターボの370ps、450Nmに替わり、MT仕様の場合で0-100km/h加速4.6秒、最高速295km/hの動力性能を発揮する。

当然ながらパフォーマンスにターボSのような迫力はないが、もちろんカレラも充分に速いといえるし、素のボクスターと同じくマニュアルシフトの愉しみを感じることもできる。ただし、PDKをベースにしたという991型911の7段MTは、ボクスターの6段型と比べるとややストロークが大きいように感じた。

さらに、サスペンションもターボSと比べるとソフトな印象で、タイヤも19インチの40/35に替わるため、コーナリングもターボSより角が丸くマイルドな印象をうける。それに気をよくして最終の上り複合コーナーへの進入でスロットルを大きく閉じたら、テールがはっきりとアウトに流れた。しかしそれでも、軽いカウンターステアを切りつつ再び踏みこむと即座に姿勢を回復したから、危なげはない。

カレラのフラット6ターボもボクスターのフラット4ターボと同じく、いわゆるターボ感が希薄で、予備知識がなければNAエンジンと思うような自然で素早いレスポンスを示していたことを、最後につけ加えておこう。

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