ミニバンのセレナにも「e-POWER」。走りや新機能をプロトタイプで確認した
2018/02/28 10:00 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
2018/02/28 10:00 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
まずは売れ筋の5ナンバー2リッター級ミニバンにおける日産セレナの立ち位置から。セレナの最大のセールスポイントは、同社が同一車線自動運転技術と説明する高度運転支援システムのプロパイロットであり、これはライバルに明確に差をつけるシステムだ。一方で、ライバルであるトヨタのノア/ヴォクシーに設定されるフルハイブリッドモデルがセレナにはなかった。ジェネレーターを兼ねるスターターモーター代わりのエコモーターによって、回生した電力を小型バッテリーに貯めて電装品や発進補助に用いるS-ハイブリッドの設定はあるが、あくまで簡易的な、いわゆるマイルドハイブリッドの範疇。同じくライバルのホンダステップワゴンが昨秋2モーターのフルハイブリッドモデルを追加したこともあり、一般的なユーザーが感じるパワートレーンのエコ度の“印象”では、セレナは一歩遅れをとっていた。それでもプロパイロットは親孝行なシステムで、セレナはノア/ヴォクシーのうち、より売れているヴォクシーと拮抗する勝負を展開し、ノアやステップワゴンをリードし続けている。
日産もエクストレイルが採用するハイブリッドシステムをセレナにも採用すべく開発を続けていた。ところが同時に開発を進めていたノートのe-POWERシステムが、当初の目標を超える出来となりそうだという手応えが得られ始めたところで「セレナにもe-POWERを採用すべし」という経営判断が下される。既存のシステムを流用すればもっと早くハイブリッドモデルを追加できただろうが、お客を待たせてでもe-POWERを採用する価値があると踏んだのだ。開発途中、ひと足先にノートにe-POWERが追加され、大ヒットしたことは開発陣にとって大きな励みになっただろう。世に問う直前になって予期せぬ完検問題が発生することも含め、中島みゆきかスガシカオが流れてきそうなストーリーじゃないか。
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