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コンパクトカーが売れない!! 下火になった要因と今後を考察…王者「N-BOX」登場も引き金に?

コンパクトカーが売れない!! 下火になった要因と今後を考察…王者「N-BOX」登場も引き金に?

ホンダ N-BOXカスタム

ゲームチェンジャーとなった「N-BOX」の登場

そうしたなかで、「日本のユーザーのためだけに開発されるモデル=軽自動車」として登場した意欲作がホンダ「N-BOX」です。

2011年に登場した初代N-BOXは、従来の軽自動車のイメージをくつがえす充実した機能装備と広大な室内空間が話題となり、発売直後から爆発的なヒットを記録しました。

乗り出し価格が200万円を超えるケースもあるなど、軽自動車としてはかなりの高額モデルですが、各種税制優遇、リセールなどを考慮すると、従来のコンパクトカーをしのぐコストパフォーマンスの高さを誇ります。

N-BOXは、ダイハツ「タント」やスズキ「スペーシア」などとともに、軽スーパーハイトワゴンというカテゴリーを形成し、現在にいたるまで、「日本で一番売れているクルマ」の栄冠をほしいままとしています。

ただ、N-BOXは、ホンダにとっては「苦肉の策」として登場した1台であったと言われています。

2000年代後半の超円高は、輸出企業である自動車産業にとっては強烈な向かい風となりました。海外への輸出が難しくなった当時のホンダにとって、工場の生産量を維持できる国内向けモデルの開発は急務であり、その結果として生み出されたのがN-BOXというわけです。

コンパクトカーの勢いが失われつつある背景には、N-BOXをはじめとする新世代の軽自動車が台頭したことも無関係ではなさそうです。

(次のページに続く)

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みんなのコメント

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  • 2025/7/16 06:22

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    車はコスパだけで選ぶものではない。
  • 2025/7/16 06:29

    違反報告

    コンパクトカーが細分化された結果だと思う。
    例えば従来のハッチバックはヤリスやフィット、ノートなど今でも売れている車種があり、SUVはヤリスクロス、ヴェゼル、ライズ。ハイトワゴンとしてソリオ、ルーミー。ミニバンはシエンタ、フリードといったようにジャンルが多岐に渡った結果、1車種当たりの販売台数が減少しただけなのでは。
  • 2025/7/16 06:20

    違反報告

    むしろコンパクトカーの方が安っぽくなった。
    これは特に新興国では自国で調達出来る材料で
    生産出来ないと100%の課税をさせられる国もあり
    結果として日本の技術以外で作らざるを得ない
    海外モデルが存在する。

    国内メーカーによって、先進国と新興国とで
    コンパクトカーを分けているところは
    かろうじて競争力が残っているけど、
    全部新興国任せなメーカーのコンパクトカーは
    過去の栄光を残して今はもう全滅した。

    だから原因はN-BOXというよりも、
    コンパクトカーのやる気の無さが浮き彫りに
    なっただけ。

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