【認証不正からV字回復】「ライズ」と「ルーミー」が絶好調。モデル末期でも売れ続ける“納得の理由”とは

トヨタ ルーミー

オーナーはコスパを高評価

では、実際にライズとルーミーを購入したユーザーは、どう評価しているのでしょうか。carview!に寄せられたレビューを見ると、どちらも「価格に対して価値のあるクルマ」と評価する声が多く見られます。

ただ、その代償として「走行時の突き上げ感やロードノイズの多さ」や「内装のビビリ音」「内装の安っぽさ」を挙げるユーザーが少なくありません。一方、「そのへんを気にするなら、最初からヤリスクロスやシエンタを選ぶべき」といった現実的なコメントも見受けられます。

結局のところ、ライズとルーミーの評価は“価格の優先度”で決まるのかもしれません。実際、両モデルは価格を最優先して購入したユーザーであれば、それ以外の部分はほとんど気にならないレベルと言えそうです。

しかし、走りや内装、機能装備なども妥協したくないユーザーにとっては、多少不満が残るモデルであることは、レビューを見ても明らかです。そのため、ライズとルーミーを検討する場合には、“多少の不満を受け入れてでも価格を優先するかどうか”が大きなポイントとなりそうです。

（終わり）

（写真：トヨタ）