「絶滅したと思っていた」の声も。ホンダの8人乗りミニバン「エリシオン」が中国で生きていた！ 新型登場で再び話題に

東風ホンダのミニバン「エリシオン」

国内導入は考えにくい

エリシオンの国内導入について、ある業界関係者は次のような見解を示します。

「新型エリシオンは中国でおよそ500万〜600万円に設定されており、仮に日本市場に投入された場合も同水準かそれ以上の価格帯になります。

この価格帯はトヨタ『アルファード／ヴェルファイア』や日産『エルグランド』と直接競合するものの、市場はアルファード／ヴェルファイアの独壇場で、エリシオンの兄弟車である『オデッセイ』の販売自体もあまり良くはありません。

そのような状況の中、ホンダがあえてエリシオンを国内に導入する理由が見当たりません」

このように、新型エリシオンの国内導入については、デザイン面だけでなく価格帯やブランド力といった要素も大きな課題があり、国内での販売の可能性は低いのが現状です。

（終わり）

（写真：ホンダ、トヨタ、日産）