アウディA4試乗。新型ターボはダウンサイズから次の段階へ進化する
2016/03/18 11:45 carview! 文:清水 和夫/写真:篠原 晃一
2016/03/18 11:45 carview! 文:清水 和夫/写真:篠原 晃一
昨年秋に登場した新型アウディA4が日本でも市販された。新型A4はあらゆる意味で革新的だが、特に話題となっているのは「ダウンサイジングではなくライトサイジング」(正しいサイズという意味)と言われる新開発の2Lターボだ。従来からあった2Lターボとは異なり、ターボでアトキンソンサイクルを使う新世代のシステムに注目が集まる。今回は新型A4に搭載される2種類のターボエンジンを中心にレポートしよう。
新型A4のサイズは全長4735×全幅1840×全高1430mm、ホイールベース2825mmと先代モデルよりも一回り大きい。ほぼ一昔前のA6のサイズだが、後席もゆったりと座れるようになり、セダンとしての機能は高まっているはずだ。
新しいボディは、アウディオリジナルの「MLB」プラットフォームをベースに開発された。MLBとはエンジンを縦に置くFWD(前輪駆動、FF)とAWDのアーキテクチャーで、A4以上のアッパーミドルの上級モデルに採用される。ちなみにエンジンを横に置く場合は「MQB」プラットフォームと呼ばれ、ゴルフやアウディA3が採用している。新型A4が搭載するMLBはプラットフォームとしては2代目となるので、アウディは「MLB evo」と呼んでいる。
新しいプラットフォームは多様化する次世代パワートレーンを搭載できるように柔軟なモジュール設計になっている。e-tron(プラグインハイブリッド車)、g-tron(天然ガス車)、h-tron(燃料電池車)にも対応可能だ。時代の要請で軽量化も進みホワイトボディで約100kgの軽量化を果たしている。
車体剛性もニュルブルクリンクを徹底的に走ることで、全体の剛性を高めるだけでなく、車体の変形モードにも注目して開発されている。MLB evoのトップバッターとなる新型A4だが、完成度の高さはステアリングを握った瞬間に伝わってきた。
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