シトロエン新型「C5エアクロスSUV」25年公開。外見は“美しすぎて話題のコンセプトカー”とほぼ同じに

シトロエン C5エアクロス コンセプト

コンセプトカーは美しすぎて話題に

北欧で撮影されたプロトタイプは、コンセプトモデルに採用された2本のスリムなLEDヘッドライトユニットをそのまま引き継いでおり、実車でもコンセプトに似たアンダーグリルが確認できます。

側面を見ると、ミラーキャップがわずかに丸みを帯びたデザインになっていて、コンセプトモデルで特徴的だった、ドアノブが格納される「フラッシュドアハンドル」は採用が見送られたようです。

足回りには、氷上での性能が強化されたスタッドレスタイヤ、ミシュランの「X-ICE North 4 SUV」が装着されており、ルーフにはスポイラーが付いています。

後部には排気口が一切なく、200kWの充電ステーションで充電中の姿が撮影されたことから、BEVモデルであることは間違いないでしょう。ちなみに、姉妹車のプジョー「E-5008」が7人乗りなのに対し、こちらは5人乗り仕様に限定されているのが特徴です。

また、ボディサイドモールディングから伸びる2つのライトポイントと、フィンのように浮かんで見える3点LEDテールライト「シトロエンライトウィング」が市販モデルに採用されるのかも注目ポイントです。

コンセプトカーの内装写真は一切公開されていませんが、デジタルメーターとインフォテインメントシステムを一体化した、プジョーと同じ21インチディスプレイが搭載される可能性が高いと思われます。このカーブしたディスプレイは「E-3008」にも採用されています。