日産新型「キャシュカイ」公開に「国内導入」を望む声多数。販売店も求めるミドルSUVの“日本置き去り感”が残念すぎる

日産 キャッシュカイ

日産の販売店も求めるミドルサイズSUV

ある日産販売店担当者は、キャシュカイに対して次のように話します。

「キャシュカイのようなサイズのSUVを求めているお客様は、一定数いらっしゃると感じます。

現状、日産でe-POWERを搭載しているSUVは『キックス』と『エクストレイル』の2車種に限られていて、その中間サイズに位置するモデルがないんです。ちょうどその隙間を埋めるようなポジションのクルマとして、キャシュカイは国内でもニーズがあるのではないかと思っています。

しかし現時点では、キャシュカイの国内導入については、正式な案内は出ていない状況ですね」

キャシュカイは、英国のサンダーランド工場で生産され、2025年9月から欧州市場で発売されることが正式に発表されています。その後、アフリカおよびオセアニア地域にも順次展開される予定です。

また、第3世代のe-POWERは、日本では2026年度に発売予定の新型エルグランドに搭載されることが決まっており、北米市場においても、2026年度中に発表予定の新型「ローグ（日本名：エクストレイル）」に採用される計画が公表されています。

しかし現在、新型キャシュカイの日本は発表されておらず、その動向に注目が集まります。

（終わり）

（写真：日産）