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「ライズ」から「ハリアー」まで隙なく揃うトヨタを前に、幅広いライバルに戦いを挑む新型「キックス」の任務

世界に3つの仕様を持つ「キックス」

2026年6月17日、日産自動車はコンパクトクロスオーバーSUV「キックス」のフルモデルチェンジを発表しました。

日本では2008年から2012年まで、三菱自動車の軽SUV「パジェロミニ」のOEMモデルを「キックス(KIX)」の車名で販売していました。これに対し、2020年に国内デビューしたコンパクトクロスオーバーSUVは欧文表記が「KICKS」であり、日本語表記は同じでも完全に別車種となります。本稿では、この2020年モデルを初代キックスとしています。

今回日本で登場したモデルは、日本市場における2代目です。この2代目は2024年に北米市場で先行デビューしていました。

当初は北米仕様がそのまま各国へ展開されるともみられていましたが、日本でのモデルチェンジは見送られ、その間に地域ごとで仕様が分かれる状況となりました。

さらに、2026年3月末から4月上旬のバンコクモーターショーでは、日本の初代キックスをベースとした大幅改良モデルが公開されました。しかし、6月に開催された「クアラルンプール国際モビリティショー(KLIMS 2026)」では同モデルの発表はなく、現時点では世界で大きく分けて3種類のキックスが存在する状況となっています。

日本仕様は北米仕様をベースに、第3世代e-POWERを搭載しています。初代もe-POWERを採用していましたが、発電用エンジンは1.2Lから1.4Lへ変更されるなど、大幅なブラッシュアップが図られました。

ちなみに、北米では2.0Lガソリンエンジン、中南米では1.0Lターボエンジンを搭載し、e-POWERは採用されていません。今後追加される可能性もありますが、現地生産体制などを踏まえると、実現には一定のハードルがありそうです。

(次のページに続く)

#日産 #キックス #e-POWER #SUV #カローラクロス

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