三菱のコンパクトSUV「エクリプスクロス」が前年超えと販売好調。評価されるポイントは“絶妙なサイズ感”にあった

BEVとなった新型エクリプスクロス

サイズ感と実用性のバランスの良さが魅力

実際に所有しているユーザーからも「保育園の送り迎え、通勤、レジャーで利用しています」「通勤、買い物、レジャー、私の趣味（クルマ弄り）にと、我が家に無くてはならない家族の一員」といった声が寄せられており、日常からレジャーまで幅広く活用されている様子がうかがえます。

さらに、「運転しやすい上に、車中泊もできそうなくらいスペースもあるのが気に入っている」「とにかく外観が購入の決め手。フロントだけでなく、サイドやリアもカッコいい」「走るのが楽しく、三菱らしい質実剛健さが感じられる良いクルマ」という評価の声も見られます。

このように、エクリプスクロスが選ばれる背景には、全長や全幅が大きすぎず、日本の道路事情や駐車環境に適した設計で、都市部での取り回しや駐車のしやすさに優れている点が挙げられます。

さらに、コンパクトなサイズながら荷室や後席空間はしっかりと確保されており、日常の買い物や子どもの送迎はもちろん、アウトドアや旅行など幅広いシーンに対応できる点もユーザーから高く評価されています。

特に、女性やファミリー層に人気が高いのは、このサイズ感と実用性のバランスの良さが大きな要因といえるでしょう。

一方先日、BEVとなった新型エクリプスクロスが欧州で発表されました（※こちらはルノー「セニックE-TECH」のOEMモデル）。欧州発表のモデルが日本に導入されるかは不透明ですが、日常使いからレジャーまでマルチに活躍できるSUVとして、今後エクリプスクロスが市場でどのような存在感を発揮していくのかも注目です。

（終わり）

（写真：三菱）