令和の新型「プレリュード」は時代を席巻した“昭和版”となにがどう違うのか。スポーツカーの逆襲とタイプRの登場にも期待!?
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 129
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 129
そんな令和のプレリュードを昭和のプレリュードと比べたときに、大きく違うのはどこか?
それは「運動性能」「価格」「そしてポジション」でしょうか。
VTECを積んだり、「タイプS」まで用意した“平成のプレリュード”時代(4~5代目プレリュード)はともかく、昭和のプレリュード時代ははっきり言って運動性能は二の次でした。そこは重視されていなかったのです。
その代わり価格を控えめにして、多くの人に手が届きやすい存在としていた。それがヒットの要因のひとつでしょう。走りを楽しむスポーツカーではなかったのです。
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いっぽう令和のプレリュードは運動性能を高め、スポーツカーとしてのキャラを強調。昭和のプレリュードとは比較にならないレベルで運動性能が高く、スポーツドライビングを楽しめるクルマになっている。ただし、そのぶん価格上昇は避けられず、500万円オーバーは確実でしょう。立ち位置は全く違いますね。
「見た目重視のリーズナブルなクーペ」から「走行性能を高めたスポーツカー」へ。それが昭和のプレリュードに対する令和のプレリュードの大きな変化なのです。
そんなポジショニングの違いに対し、昭和版も令和版も変わらないのはスタイリングの美しさでしょうか。
(次のページに続く)
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