令和の新型「プレリュード」は時代を席巻した“昭和版”となにがどう違うのか。スポーツカーの逆襲とタイプRの登場にも期待!?
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 129
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 129
「プレリュード」といえば音楽好きにとっては「前奏曲」。ピアノの詩人とも称される名作曲家ショパンのプレリュードをまず思い浮かべる人も多いことでしょう。
いっぽう筆者も含めた年配のクルマ好きにとって「プレリュード」といえば、かつて一世を風靡したホンダのデートカー。デートカーといっても若いクルマ好きには耳なじみのない言葉だと思いますが、かつて「ドライブデート」がナウなヤングにとって日常の光景だった時代、若い男女がデートに使うようなクルマが「デートカー」と呼ばれたのです。
ホンダ「プレリュード」のほかにもトヨタ「セリカ」、日産「シルビア」あたりが80年代後半から90年代前半にかけて「デートカー」と呼ばれた仲間たち。2ドアクーペもしくは流麗な3ドアハッチバックで、見た目がカッコいいことが大きな条件でした。
>>こういうのがいいんだよ…新型&3代目「プレリュード」や「シルビア」「セリカ」など美しきデートカーの画像を見てみる
今年の秋、そんなプレリュードが戻ってきます。ついにプレリュードが“新型車”として復活するのです!
その姿は2023年秋の「ジャパン・モビリティショー」をはじめ「東京オートサロン」などでも展示され、すでに公開されているので目にしたことがある人も多いことでしょう。
5代目(1996年発売)プレリュードは2001年に生産を終了しお休みに入ったので、復活する新型はなんと24年ぶり。その全盛期を知っているクルマ好きとしては、期待も高まるってもんです。
今回はそんなビッグネームの復活を祝うとともに次期モデルへの期待を込めて、かつてのプレリュードと令和に蘇ったプレリュードの違いをチェックしてみましょう。
ちなみに歴代プレリュードでもっとも盛り上がった(販売台数が多かった)のは1987年発売の3代目プレリュードで、次点は僅差で1982年発売の2代目プレリュード。
つまりどちらもデビュー時の年号が「昭和」。そこで今回は“我が世の春”を謳歌しまくっていたこの2世代を合わせ、敬意をこめて「昭和のプレリュード」と呼ぶことにいたします。問題ないですよね?
(次のページに続く)
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