【終了じゃなかった】トヨタのV8エンジンが“存続”の新情報。背景に北米の変化と、レクサス「IS」の複雑すぎる“次期型”事情

レクサス コンセプトカー「LF-ZC」

12年目の「IS」が次回もマイナーチェンジ？

国産FRスポーツセダンとして、今や貴重な存在となっているレクサス「IS」。2013年の現行型の発売以来、孤高の存在感を放ち続けてきた。デビューからすでに12年が経ち、国産車としては異例の長寿モデルとなっているが、ここにきて次期型の登場が噂され始めている。

今回は、V8エンジンを搭載するマニア向けモデル「IS500」の動向も含め、次期ISについて現在わかっている情報をまとめてみた。

まず、これまでISが受けてきた大きな変更点を振り返ると、2016年にスピンドルグリルが上下統合タイプに変更され、バンパー形状も開口部がより大きく見えるワイルドなデザインに変わった。

2020年には、ボディパネルを含むエクステリア全体が刷新された。ヘッドライトはデイタイムランニングライト一体型のシャープなデザインとなり、後席ドアハンドル周辺やトランクリッドの形状も大きく変更。ほぼフルモデルチェンジを受けたかのような変貌を遂げた。

この間、インフォテインメントシステムをはじめとするインテリアの改良や、ボディ剛性の強化といった見えない部分のアップデートも行われている。

つまり現行ISは、12年間で2回の大規模改良を受けているものの、本来ならとっくにフルモデルチェンジのタイミングだ。しかしネット上の情報では、今年中にも登場が予想される次期型は、“現行モデルのマイナーチェンジ版”になると言われている。

#レクサス #IS #新型 #スポーツセダン #V8エンジン